脳波実験@理研
近所の病院が、近未来SFっぽくてかっこいい。
ロボットのドクターにピコピコ診察されそうな雰囲気。
ところで、現在STAP細胞の件で世間を騒がせている理研ですが、わたし学生時代に二度ほど行ったことがあるんです、和光市の研究所に。
いわゆる科学実験の被験者バイト、ってやつで。(もちろん、小保方さんとは無関係ですよ!)
「広告を目にした時の脳の反応を調べる」ための実験で、脳波データ取るためにMRIにかけられました。
狭い円筒型のカプセルに入り、横たわって、真っ暗な中でモニターに次々と表示される画像を見るんです。
ただひたすら、それだけ。
そうやって見てる間に、被験者の脳のどの部分が反応してるのか、等を調べるそうです。
実験が終了した後、記念にということで、なぜか脳内スキャン結果を研究員さんがプリントしてくれました。
ということで、これが私の脳の中身です! じゃーーん!!
(※別にグロくないですが、医療系画像は苦手という方もいるかもしれませんので、一応注意を喚起しておきます)
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……ええと、「じゃーん」とか言った割には、だから何なんだっていう画像ですよね。
正直言ってこれを研究員さんから手渡されたとき、自分でも反応に困りました。
研究員さん「どうです、これが坂本さんの脳ですよ!」(←目がキラキラ輝いてる)
私「はあ……」
研「こんなの初めて見たでしょう?」
私「まあ、そうですね……。生物の教科書とかに載ってるのと基本変わらないっていうか、個体差ない感じですかね……」
研「そんなことないですよ」
私「ええっ、どこか異常でも?!」
研「いやいや、そういう意味じゃなくて。結構きれいな形してるんですよ、この脳……」
いかにも理系(でちょっとギーク)って感じの研究員さんだったんですけど、うっとりしながら脳画像の表面を指先でツーッ……と撫でるのは、薄暗く青白い実験室の雰囲気も相まって、下手なホラーよりも怖かったです。
もし映画だったら、完全に何かのフラグですよね、これ。
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